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第4回 フレキシブルな人材とは?
Author : セルナジャヤ 高橋
Posted: 2005-05-19 00:00:00 | Category:
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第4回 フレキシブルな人材とは?


前回は、企業の採用担当者がよく求める条件「転職が少ない人」に対し、なぜインドネシアでは転職が多いのかということについてお話ししました。今回は、インドネシアでよく求められるもう1つの条件、「フレキシブルな人」についてお話ししたいと思います。

 ◇業務規定に固執傾向、柔軟の大切さ教育を

  企業の採用担当者から、「フレキシブルな人」「柔軟性のある人」「気の利く人」といった人材がほしい-と言われるたびに思い出すことがあります。それは、 日本語のできる求職登録者の女性を面接した時のことです。彼女は、大手日系企業の秘書をしながら転職を希望していました。転職の希望理由を訪ねると、彼女 は「わたしは秘書なのに倉庫の掃除を命じられた」「わたしは秘書なのに、コンピューター配線の手伝いをさせられた」と例を挙げてきました。何かにつけて 「秘書なのに、こんなことまでしなければならい」と訴えるように言い続け、わたしは予想もしなかった回答に驚きました。

ある知人からは、「待機中の運転手 に事務所の掃除を手伝わせたら、『自分は運転手なのに掃除を手伝わされた』と言われ、お金を要求された」という逸話を聞きました。このように、担当以外の 仕事をお願いして断られたり、ブツブツ文句を言われた事など思い当たる方も多いのではないでしょうか。

 そのほかにも「うちの従業員は言われた事しかやらない」「『前の会社ではこうだった』と愚痴り、指示どおりに行わない、会社の方針に従わない」という苦言もよく聞きます。

  インドネシアでは、「ジョブ・ディスクリプション」(業務規定書)に書かれていないものは自分の仕事ではないと思う従業員が多く、「ジョブディスクリプ ション」にこだわる傾向が強いです。これは、コピーやお茶くみなど、いわゆる「雑用業務」にはオフィスボーイやオフィスガールというれっきとしたポジショ ンがあるからです。また、平均的な家庭ではハウスキーパーがおり、言えば何でもやってもらえる環境で生活していることも理由の1つでしょう。日本では当た り前の「自ら進んで仕事を探す」「気の付いた人がやる」といったことは、インドネシアでは当たり前ではないのです。

 実際の業務にはジョ ブ・ディスクリプションにない事も多く、さまざまな場面で臨機応変に対応していかなければなりません。しかし、一般的にインドネシア人はプライドが高いと 言われ、わたしたちの期待どおりにフレキシブルに振る舞うことは難しいことかもしれません。「気がつかない従業員」「仕事を指示しても文句を言う従業員」 などに対しては、ただ怒るだけでは何の解決にもなりません。まず、「会社はどういう人材を必要としているのか」「フレキシブルとはどういうことか」「な ぜ、フレキシブルに対応しなければいけないのか」ということから説明し、教育していくことが必要だと思います。

時事速報インドネシア便連載

 

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