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第78回 「2011年を振り返って」
Author : セルナジャヤ 森
Posted: 2012-01-15 00:00:00 | Category: 時事速報インドネシア
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第78回 「2011年を振り返って」

【インドネシア雇用事情】第78回 「2011年を振り返って」 
 2011年は200~300社とも言われる日系企業の新規設立ラッシュを迎えたインドネシア。とりわけジャカルタ地域と近郊では、人材の動向はどう変化したのでしょうか。振り返ってみましょう。

 ◇有能な日本語人材の不足
 日本語を学ぶインドネシア人の人口は中国、米国、韓国に次ぎ世界第4位と多いものの、ビジネスで使用できるレベルとされる「日本語能力試験2級」以上を取得する人材は乏しいのが現状でした。そんな中、日本語人材に対する需要が一気に伸び、昨年半ばには早くも転職可能な日本語人材がほとんど採用し尽くされるという事態を引き起こしました。
 その需要は設立を迎える企業だけでなく、工場増設が相次いだ既存メーカーでも多く、日本人出向者をサポートする「通訳」の需要は衰えを知りません。

 ◇有能人材の転職ブーム
 有能な人材、とりわけマネジャークラスは、今回の設立ラッシュを迎えるまでは高給(月額賃金1000万ルピア~2500万ルピア)ゆえに転職は難しくありましたが、昨年は金額に糸目をつけず「有能な人材の獲得」を最優先する新規設立企業による人材の争奪戦が繰り広げられるほどで、高給人材による転職ブームに火がついた年とも言えます。

 ◇インドネシア人留学生を日本の本社で採用
 インドネシアへ進出を予定する、または既に進出した日本の企業が、将来の幹部候補生として、日本に留学し卒業後間もないインドネシア人を本社採用するという事例が増えてきています。本社で研修を兼ねた勤務をさせ、ゆくゆくはインドネシアへ管理者として出向または移籍させることが目的です。
 特に、日本で奨学金制度を利用した学生は学力が高く英語も堪能とされ、日本のマインドを理解したそれら人材が、いずれは日本人駐在員に代わり現地法人を背負っていくことに大きな期待がかけられています。

 ◇日本人の動向
 3月に起きた東日本大震災で不況に拍車がかかり、日本の大卒者の就職内定率は50%台と過去最低を記録。その影響か、昨年11月に弊社が日本各地で行った「インドネシア就職説明会」にも、参加者が過去最高の200人を超え、その異常ぶりの一端を見せつけられました。
 逆に、インドネシアでの日本人の求人はとどまるところを知らず、昨年は日本人新卒者(23~25歳)7人がジャカルタの日系企業にて採用されました。駐在員の弱齢化に伴い、35歳以下の人材に対する需要が高まっています。また、就業未経験の若手人材でも「ヤル気」と「語学力」さえあれば雇用機会は増えており、男性よりも女性に対する需要が高いようです。

 東南アジア最大のマーケットを誇り、台頭するインドネシアの人材動向は、今後も注目を浴びるものとなるでしょう

 

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