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第96回 「従業員の気持ち」
Author : セルナジャヤ 蛇草
Posted: 2013-07-12 00:00:00 | Category: 時事速報インドネシア
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第96回 「従業員の気持ち」

【インドネシア雇用事情】第96回 「従業員の気持ち」

 「彼らはいったい何を考えているんだろう?」これは、インドネシア人を部下に持つ方なら一度は抱く思いではないでしょうか。インドネシア人は総じて感情的と言われています。彼らは、どのような場合に不満を感じ、感情を害するのでしょうか。具体例を挙げてみます。

 ◇人前で叱責を受ける
  よく言われることですが、インドネシア人にとって、人前で叱責を受けることは、恥をかかされることと同じ意味を持ちます。なぜ自分が叱られたかを考える前 に、恥をかかされたという恨みが先に立ってしまいます。日本人から見れば、逆恨みもいいところですが、このような思考回路は決してまれではないことを考慮 しておくべきでしょう。

 ◇同じ仕事をしている(ように見える)のに待遇が違う
 ひとりひとり、持っている資格や職務経歴は異な りますから、むしろ違って当たり前なのですが、彼らは「私が嫌われているせいだ」「彼(彼女)はえこひいきされている」といった、感情的な部分に理由を結 びつけてしまいます。そうならないためにも、資格・語学に対する手当や、職務経験に対する給与の基準などは明確にしておくとよいでしょう。

 ◇いつも自分だけが叱られる、いじめられている
  実際に職場に何らかの問題が潜んでいる場合は、もちろん対処が必要です。しかし、客観的に見てそのような事実がない場合も、このような不満は生まれてきま す。従業員との面談で相手がこのようなことを言ってきた場合、軽くあしらったり、全く取り合わなかったりすると、ますます感情をこじらせてしまいます。ば かばかしいとお思いかもしれませんが、「そういうことがあったのだね」「こちらでも調べてみるよ」といったように、肯定も否定もせず、あいまいな感じで共 感を寄せるといいのではないでしょうか。「それは気のせいだ」といった頭ごなしの否定だけは避けたいところです。

 従業員の感情的な不満というのは、なかなか表面化しにくいところがあるようです。特にジャワ人に強い傾向ですが、「会社の悪口を言ってはいけない」という思いから、会社に不満があって辞める場合でも「家族が病気で…」「田舎に帰る」など無難な理由を述べてしまいます。

  今まで一緒に働き、また育ててきた優秀な人材に辞められてしまうのは、とても残念なことです。辞職の理由について、直属の上司や同僚を通してもう一度詳し く聞いてみるといいかもしれません。また、表面上は何も問題がなくても従業員がなかなか長く勤務してくれない、という場合には会社のしくみに問題があるの かもしれません。
 私たちは日本人の感覚を「常識」として考えて、それをインドネシアに当てはめてしまいがちなところがあると思います。頭では、 インドネシアの常識と日本のそれは違うと理解できても、感覚がついていかない、感情的に納得できない部分があることでしょう。でもそれは、インドネシア人 も同じなのです。お互いさま、そう思えば少し気持ちが楽になるのではないでしょうか。
(時事速報インドネシア便掲載)
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