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第1回 ローカリゼーションに四苦八苦? Author : セルナジャヤ T Posted: 2005-02-24 00:00:00 | Category: 時事速報インドネシア Share this post :
第1回 ローカリゼーションに四苦八苦?最近、よく耳にする言葉があります。それは「ローカリゼーション」。 すなわち「現地化」です。それだけ、いつまでも高コストのかかる駐在員に頼るのではなく、現地スタッフによる運営管理化を積極的に進めている企業が増えているようです。
「ローカリゼーション」を進める上で1番必要なのは、駐在員に代わる信用のできる優秀な人材探し。しかし、その優秀な人材を見つけるのに四苦八苦している企業も多いようです。
では、どのようにして人材を募集すればいいのでしょうか?
◇リクルート会社通し、効率的な適任者探し
一般的な募集方法には、新聞広告や知人などからの紹介、インターネットがありますが、「多数の応募があったにもかかわらず、結局良い人材が見つからなかっ
た」「インドネシアの地元有力紙に新聞広告を出したところ莫大な応募があり、書類選考するだけで大変だった」「ローカルスタッフに採用を任せたら、縁故採
用が多く、冠婚葬祭の場合は何人もの欠勤者が出る」といった話はつきものです。
「要は、早く優秀な人材をより安く採用できれば、どんな方法でもいいんだ」と考える企業が増えています。そこで、1つの採用手段としてリクルート会社の利用があります。なぜ、リクルート会社か?
その理由は、まず第1に新聞公募の際の大量の処理業務が必要ない。処理業務に伴う時間やコストをセーブできる。第2に「成功報酬制」が一般的なので、何人
紹介受けても何回面接しても、採用が決定するまで費用がかからない。言い換えれば、無駄な費用が発生しない。採用が決定するまで新聞広告などの他の手段と
並行して利用することも可能で、リクルート会社数社を同時に利用し、サービスや人材を比較するのもいいでしょう。リクルート会社の中には保証期間を設けて
いるところもあるので、安心して利用できます。
第3にリクルート会社では、紹介前にあらかじめ筆記テストや面接を行い、多数の候補者の中から条件を満たしていると思われる人材を選考しているので、絞り込まれた人材の中から選ぶことができます。
日系企業向けリクルート会社の場合は、日本語や日本文化を理解した者、日系企業勤務経験者などのデータを蓄積しており、現地採用の日本人も紹介していま
す。そのほか、労働市場に詳しく、人材採用に慣れているコンサルタントに相談できると言うメリットもあります。日々の業務に追われ時間を惜しむ企業にとっ
て、リクルート会社の利用は効率的なひとつの方法と言えるでしょう。
時事速報インドネシア便掲載
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