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第3回 なぜ、転職が多い?
Author : セルナジャヤ 高橋
Posted: 2005-04-14 00:00:00 | Category:
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第3回 なぜ、転職が多い?


日本で4月1日と言えば入社式。真新しいスーツに身を包んだ新入社員をよく見かけるものです。インドネシアでは、そうした光景は見られず、入社式と言う言 葉さえ聞いたことがありません。また、日本でよく聞かれる「同期入社」や「中途採用」といった言葉もこちらではなじみがありません。これは、企業が必要に 応じて必要な時に新しい人材を採用しているからでしょうし、転職の比率も日本よりかなり高いからかもしれません。

 ◇変わる職場方針・評価、キャリア・アップ志向

  企業の採用担当者からよくお聞きする条件は、各ポジションに必要な経歴や資格は別として、「やる気がある」「元気な人」「転職回数が少ない」「フレキシブ ルな人」などです。どれも日本人の価値観からすれば、一見当たり前なことばかりなのですが、ここ
インドネシアでは「転職回数が少ない」という人材はむしろ 稀(まれ)かもしれません。

 インドネシア人の履歴書を見ると転職回数が多いことに驚きます。「1つの会社で3年以上勤めていない人はパ ス」と言う企業もありますが、これは、せっかく採用しても慣れてきたころに過去同様に辞めてしまうのではないか-と懸念するからでしょう。
過去に転職の多 い採用候補者は、採用担当者から「愛社精神がない」「忍耐力がない」「飽きやすい」とネガティブな評価をされがちですが、インドネシアの雇用事情が分かっ てくると、実情は必ずしもそうでないことに気付いてきます。それは、
(1)営業なら営業、経理なら経理と1つの職種を極め、いろいろな会社でキャリアを
   積 んでいく志向が強い
(2)給料が低いと感じ、自分のスキルをより高く評価し、高い給与をオファーして
   くれる企業に転職する傾向がある-からです。

  特に日系などの外資企業では、3-5年おきに駐在員上司が代わるたびに業務方針も変更になったり、新しい上司が今までの上司と異なり低い評価を下す、と いったケースがよくあり、こうした方針・評価基準の変化が愛社精神の育ちにくい原因の1つとも言えるでしょう。また、契約社員として採用され、契約期間が 終了したため転職せざるを得ない求職者も多くいることを考慮しなければなりません。

 求職登録者に転職理由を尋ねると、「もっとチャレン ジしたい」「今以上の収入を得たい」という答えがほとんどです。転職を1つのモチベーションとして、より良い報酬を得ながら経験を積むというキャリア・ アップ志向がインドネシアでは一般的であることを理解しながら、人材選考することも必要ではないでしょうか。

 採用後は、その人材がモチベーションを持ち続けるような、また愛社精神が育っていくような環境を提供することも、雇用側は考えなければいけないのかもしれません。

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