ホーム     求人情報     採用決定までのプロセス     関連記事     会社案内   日本語 | English

ホーム » 関連記事 » 第86回 「インドネシア人の民族性」 

Articles
第86回 「インドネシア人の民族性」 
Author : セルナジャヤ 森
Posted: 2012-09-20 00:00:00 | Category: 時事速報インドネシア
Share this post :

第86回 「インドネシア人の民族性」 

第86回 「インドネシア人の民族性」 
 インドネシア人の雇用に際し、民族的な特徴について日系企業の担当者から質問を受けることがあります。多様性に富んだ国のため、一概にこうだとは言えない点はあるものの、ごく一般的な特徴として、ご説明します。
 
 インドネシアでは300を超える民族があるとされ、全体的には温厚で寛容な気質を持っているとされます。親日的なお国柄、日本人に対しては友好的と言え、約3年半におよぶ日本の占領時代のことを政治にからめて問題とすることは少ないようです。
 ジャム・カレット(ゴムのように伸び縮みする時間)という言葉があるように、時間に対する概念はゆるく、何事もゆっくりコツコツとこなそうとする一面が見受けられます。また、年長者に対し敬意を払うところはアジア圏全体に共通する特徴と言えるでしょう。
 
 ◇ジャワ人やスンダ人に多い特徴
 温厚な性格を持つ者が多いとされ、ハッキリと“ノー”を言わないことがあります。これは日本の文化にも似たようなところがありますが、ハッキリとした回答を避けることで、相手に自分の意思を読み取らせようとする言動をとることを美徳とする考えが浸透しているようです。また、“お世辞”や“見え”の文化が根強い点もあるでしょう。
 仕事面では、上記のとおり温厚でコツコツと仕事をするタイプの者が多いためか、人事、総務、経理、その他オフィスボーイ、運転手などの職種が適任とされています。一方、物事をハッキリと言わず積極性に欠ける一面があるとされるため、営業職を好んで望む者は少ないようです。
 
 ◇バタック人の特徴
 バタック人はスマトラ島北部に住む民族で、ジャカルタ地域で商売を営む者をよく見かけます。気性が荒いとされる半面、仕事に貪欲で積極性があり、お世辞を嫌い、ハッキリとものを言う傾向があるようです。商売っ気が強く、交渉ごとも得意とされますが、ジャワ人やスンダ人からしてみると、「性格が強すぎる」と映るようです。
 仕事面では、商売を営む者が多いため、会社勤めする者は少ないようですが、部署のマネジャーとして頭角を現したり、積極性や交渉力が求められる営業職で能力を開花すると言われています。また、人の上に立つことを名誉とするところがあるようで、インドネシアで活躍する弁護士の多くがバタック人と言われています。
 
 ◇華人系の特徴
 華人系インドネシア人はキリスト教徒や仏教徒が多く、全人口の約4~5%と少数ですが、インドネシア経済の9割を掌握しているとも言われています。そのため政治的な迫害の歴史がありますが、富裕層や中間層が多いとされ、教育水準の高さや華人ならではの商才にたけることから、企業内では営業職や経理職で才能を発揮する傾向が強いようです。しかしながら起業意識が強く、会社に長くは定着しないことも多いようです。
 なお90年代後半まで中国語の教育や使用が禁止されたため、ジャワ島生まれの華人系の多くは中国語ができず、会話ができる場合も読み書きは弱いようです。
 
 上記はあくまで一般的に言われる民族性であり、全ての者が当てはまるものではありませんが、民族性を知る上でひとつの参考としていただければ幸いです。

 

カテゴリー

 

© 2010 - 2017 Selnajaya Recruitment. All Rights Reserved