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第58回 「面接」
Author : セルナジャヤ M
Posted: 2010-05-07 00:00:00 | Category: 時事速報インドネシア
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第58回 「面接」

「インドネシア人の採用候補者を面接すると、「できる」と答えるのですが、実際の仕事に就いてもらうと、自負していたほどのスキルがなく、困っていま す」。特に赴任して間もない方から、こんな相談を受けることがよくあります。今回は面接の事例についてお話をしてみましょう。

 ◇できるとの返答大半 テストで能力確認を

  日本人候補者の場合、「○○できますか?」と質問すると、「チームの一員としてかかわった経験はありますが、『できる』というレベルではありません」 「○○は今、勉強しているところですので、お時間を頂ければ大変助かります」と自身の実力に合った答えや、謙遜(けんそん)した答えをする方が多いようです。

 ある企業の日本人担当者は、大学で機械技術を専攻したインドネシア人新卒者を面接した際、「設計図は読めますか?」と質問し、「イエス」と 候補者が答えたため、エンジニアとして採用しました。しかし実際には、図面作成ソフトを使った初歩的な作業しかできなかったそうです。「設計図を見せ、確 認しなかったのが間違いだった」と後悔しながら、結局は日本人担当者が一から教える羽目になったと聞きます。このような事例は数限りなく、当の候補者は 「イエスと答えなければ採用されない。せっかく遠くから面接を受けに来ているのに無駄にしたくない」「ノーと答えては相手に失礼だ」という考えでいるよう です。

 そういった苦い経験を経て、ある企業の日本人経理担当者は、経理候補者を面接する前に、数学を用いた心理テストを実施しているそうです。 テスト中の候補者の態度もアシスタントに観察させているとのことです。回答結果を基に、その後は面接。心理テストなので正解はなく、候補者がたどり着いた 答えのプロセスについて話を聞きながら、経理職として大切な注意力や問題解決力を備えているか見極めていらっしゃるそうです。この会社では「採用者に外れ はなく、優秀な社員となっている」とのこと。ただ、残念なのが「最近の悩みは、この人たちが優秀なせいか、わが社で経験を積んだ後に転職されて困ってい る」のだそうで、現在は大卒ではなく比較的転職率が低いといわれる高卒を採用するようにしたそうです。

 専門的な知識・経験を求める際は、「でき る・できない」の二者択一の質問ではなく、実地試験を行う、またはサンプルを見せ、「この場合の問題点は分かりますか?」「なぜこのような計算となるか、 教えてください」と投げ掛けることが必要です。担当者ご自身が専門外なのであれば、その部署の従業員を同席させて面接されることが、お互いのミスコミュニ ケーションを防ぐ重要な鍵となります。

時事速報インドネシア便掲載

 

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