ホーム     求人情報     採用決定までのプロセス     関連記事     会社案内   日本語 | English

ホーム » 関連記事 » 第21回 Cuti Bersamaとは?

Articles
第21回 Cuti Bersamaとは?
Author : セルナジャヤ 高橋
Posted: 2006-12-15 00:00:00 | Category:
Share this post :

第21回 Cuti Bersamaとは?

早いもので今年も残りわずかとなり、年末・年始を控え、皆さん何かと慌ただしく過ごされていることと思います。イスラム教徒が大半のインドネシアでは、正 月より断食明け大祭(イドゥル・フィトリ)が重要とされているので、年末・年始はカレンダー通りに営業される企業も多いかと思います。インドネシアの祝日 といえば、元日と独立記念日を除けばすべて宗教的なもので、日本人にはあまりなじみがないかもしれませんが、わたしたち日本人になじみがないといえば、 “Cuti Bersama”(チュティ・ブルサマ)もその一つではないでしょうか。

 ◇有休取得の推奨政策、出勤者の扱いに困惑

  Cuti Bersamaとは、大臣決定により通達された制度で、日本語では「一斉休暇取得日」や「有休一斉取得日」と言われており、国民の祝祭日と Cuti Bersamaを組み合わせて連休とし、言い換えれば、政府が休暇取得を推進しているようなものです。例えば、今年の断食明け大祭前後の10月 23、26、27日の3日間がCuti Bersamaと指定され、10月21日から29日(土・日を含む)まで9連休とされた企業も多かったのではない でしょうか。

 このCuti Bersamaが始まった当時は、「Cuti Bersamaに指定された日に出勤した場合、休日出勤扱い にしなければならないのか?」「残業手当はどうなるのか?」との問い合わせをよく受けました。「働かせるのであれば休日出勤扱いになる」と主張する労働・ 移住省地方事務所もあったと聞いたことがありますが、法律で義務付けられているわけでもなく、もともとCuti Bersamaは国民の祝日ではないの で、休日出勤扱いにする必要はなく、出勤した従業員に対しては有休をカットせず、残業をした場合も平日同様に対処しているのが一般的です。また、必ず休業 としなければいけないわけでもなく、Cuti Bersamaの対応については、各企業次第となっています。

 毎年、独自の会社カレンダーを作成する際に困惑しているところも多いかと思いますが、会社自体は休業せず、出勤するかしないかは従業員の判断に任せているという企業もあれば、特に製造業では、セキュリティーや管理面から休業としているところが多いようです。

  この場合、問題となるのが有給休暇の与えられていない従業員です。労働法2003年第13号79条2項に「継続して12カ月就労した従業員に少なくとも 12日間の年次有給休暇を与える」とあるように、勤続12カ月未満の従業員には有給取得の権利を与えていない企業も多いかと思いますが、そのような従業員 にはどのように対応されているのでしょうか? 「年次休暇を前借りとし、翌年の有休より相殺している」「“休業日”とし、仕方がないので何の対処もしてい ない」という企業や「給与をカットしている」という企業もありました。このように対処方法は各企業によってさまざまですが、「そんなことは知らなかっ た!」ということにならないよう、従業員に会社の方針をきちんと伝えることが必要だと思います。

時事速報インドネシア便連載

 

カテゴリー

 

© 2010 - 2014 Selnajaya Recruitment. All Rights Reserved