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第61回 「レバラン」
Author : セルナジャヤ M
Posted: 2010-08-13 00:00:00 | Category: 時事速報インドネシア
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第61回 「レバラン」

今年のレバラン(イスラム断食明け大祭)は9月10日(金)と11日(土)となります。
イスラム教徒にとって苦しい断食を乗り越えたたまものとも言えるこ のレバランは、
日本のお正月という感覚も見て取れますが、インドネシアの宗教祭日の中で最も大きなイベントとも言えます。

イスラム教徒の帰郷率は9割以上 とも言われ、家族を大事にするインドネシア人の思いの強さを改めて印象付けられます。

それとは裏腹に、THR(大祭手当)の支給やレバランの大型連休に合 わせて業務活動を調整しなければならない企業にとっては悩ましい時期でもあります。

 ◇THRとは?
 レバラン当日までに3カ月 以上の雇用関係があるすべての労働者に対し、
 レバランの7日前までに支給しなければならない手当です。勤続1年を過ぎると
 少なくとも固定賃金1カ月分を支給することが義務付けられていますが、
 「勤続1年未満の場合はどうなのか?」とのお問い合わせをこの時期に
 よくいただきます。計算の単位を「月数」とする か「日数」とするかは企業次第と
 なりますが、1年未満の場合は勤続期間に比例して支給すると規定されています
 (労働省規定1994年第4号第3~5条)。
 例)勤続6カ月間の場合、固定賃金の半分を支給など

 ◇レバラン直前に退職した従業員のTHR
 正社員と契約社員とではTHR支給の規定は異なりますので注意が必要です。
 正社員:レバランを迎える30日以内に退職した場合は支給対象
 契約社員:レバランの前日までに契約を終了した場合は支給義務は発生しない
 ただし、レバラン直前に契約終了となった契約社員でも、「契約を全うした」という
 意味合いで特別にTHRを支給される企業もあるようです。

 ◇レバラン休暇
 業界や取引先との関係によって各社さまざまですが、「カレンダー通り」または
 レバラン前後に1日ずつ特別休暇を取られるところが、サービス業や駐在事務所
 では多いのですが、レバラン前後の1~2週間を特別休暇とされるところが
 製造業では比較的多いようです。
  この時期、「お互いに入社の話は付いているのだが、レバラン以後でなければ
 入社できないと言われている」と人材の採用活動を行われている企業ご担当者
 から くお聞きします。ボーナス支給を機に転職したり退職したりする従業員がいると
 日本でも一般的に言われていますが、THR支給後に退職する従業員が当地でも
 同様に多いようです。
 企業としても「起き得る事態」とし、レバラン後の対策を検討されることも必要かも
 しれません。

時事速報インドネシア便掲載

 

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